積ん読がひどい
最近は読書していても、
気がつくとパソコンを操作していたりして
集中できていない。
パソコンを設置した机では、読書は向いていないのではないか
と思うことが多くなりました。
本多静六(wikiへのリンク)の自伝で、
若い頃から寸暇を惜しんで歩きながら読書するクセがついて、
成人してからも
書斎の中で歩きながら記憶する
記述があったなあ。
「Ginaさんは45~50時間、パソコンに向って仕事をしています。そして1週間前までは座りっぱなしで仕事をしていたそうです。しかし、先週の月曜日に机を立って作業ができる高さに変更し、足を動かしながら1週間仕事をしてみたとのこと。結果、もう座って仕事はしたくないそうです。」




一日中イスに座っているより健康に良い、とか、そんな健康効果はまやかしだ、など健康に関することばかりです。正直、あまり興味がもてません。私にとって重要なのは、スタンディングデスクで生産性や創造性、活動性が高まるのかどうかです。




数カ月前からスタンディングデスクで仕事をしていますが、とても気に入っています。生産性も上がった気がするし、適度に体も動かせて、お金もそれほどかかっていません。とはいえ、使い始めたころは、なにかと苦労がありました。今回は、私が経験から学んだ、スタンディングデスクで快適に仕事をするための4つのコツを紹介します。
立ったまま仕事をしたり、
立ったまま読書したりしている人が
増えているのかな。
講義は立ってするし、
大昔は散歩しながら議論していたらしいし、
中世の書見台は立って読んだようでもあるし。
書見台を工作!なんちゃってDIY
ならば、
注意散漫なジブンも挑戦してみるか!
考えは迷うが、
手は迷わないので、
とりあえずやってみた。
余り板の
シナ合板10mm厚と、
書籍受けのありあわせの角材を
ネジ止め。
寝室のテレビが乗っかっているタンスを利用して、
立って読むための書見台を作ってみた。
作業時間は10分ぐらいか。
使い回しの板なので
ネジ止めの痕が残っている。
さっそく出来上がった、
なんちゃって立ち読み書見台を使ってみる。
確かに集中できて新鮮だけど、
足が痛くなるような気がする。
なんてヤワなんだろうか。
しかしこの書見台では、
読めていなかった「宮﨑駿、雑想ノート」がスルスル読めるではないか!!
もっと読めていなかった
持っていただけの「栃折久美子、手製本を楽しむ」も
ズルズル読める!!
ううむ、感動である。
これは習慣として根付くのか、
それとも、
ああ、そんなこともやったよねになるのかどうなのか。
もちろん後者の可能性が
圧倒的に高いのであるが、
今回は余り考えずに手を動かした結果、
新鮮な経験を得ることができたのは間違いないようだ。
立ち見書見台をまとめると
- 高価な設備を買うよりも、とりあえず手持ちのモノでやってみることをお薦めします。
- 足は痛くなるよ。(^o^)スポンジを入れたスリッパに改良した。
- ナゼカ、立って読みたくなります。不思議。本を開いてセットしておくと通りがかりに、ちょっと読みだしたりしてしまいます。
立ち見書見台で読んだ
立ち読み書見台のきっかけを作ってくれた本多翁
(日比谷公園の設計者といったほうが早いかもしれません)
はやりのハウツーやライフハックとは対極にある生活指導書。
「宮﨑駿の雑想ノート」
ジブンのは初版なので
表紙のイラストやレイアウトがちょっと違う。
とても大切にしているうちの一冊だ。
この本はA4サイズなので
キーボードが占領している机では読みにくかった。
とにかくイラストがスゴイ!
見るたびに心臓がドキドキする。
このドキドキ感は電子本でも得られるのだろうか?
宮崎ファンは皆さん持ってるんだろうなあ。
栃折久美子「手製本を楽しむ」
たぶん絶版です。
栃折氏はすでに一線を退いていますが、
ルリユールの多くの後輩を育てた方です。
電子書籍の時代なのに
本の魅力に引きつけられるのはなぜでしょう。
いつか壊れかけた大事な本の修理をしたいなあ。
(2018年10月7日、訂正と更新)
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