前回の記事では前哨戦としてポケットをカスタマイズして、「100円ノートの超メモ術」を運用できるようにしてみました。今回はモレスキンのラージサイズの改造に取り掛かります。ノートの使い方の参考までにレポートします。前回の記事はこちら。

このモレスキンラージは、
the Disney Limited Edition Notebook 限定版ディズニーノートブック(リンクはモレスキン)です。ルールドの手持ちが無いので思い切ったもんですね。
描き方は解説されてはいますが、
これ見て描ける人は見なくても描けるんじゃないのと思いますよ、はい。画才のある方向けの解説かなあ。こんなふうに描けたら素晴らしいだろうなあ。

端まで罫線が印刷されていることが「100円ノートの超メモ術」の条件です。国産のノートの品質と比べるのは可哀想ですが、モレスキンのルールドは比較的安定しています。ダイスキンは端まで罫線が印刷されていないので、マーキングにちょっと苦労しますよね。
@newsbunguの旗艦ノートであるA5版の文具王のアクセスノートブックより一回り小型になります。左右の幅が細長くなるので取り回しが楽になるかな。大いに期待できます。
カスタマイズをはじめる
スパっといっちゃいます。慣れてきました。
この寒冷紗テープは製本用のものです。
でも実際に使う量は少ないので@newsbunguのように、寒冷紗テープ1巻を、手に入れるようなバカなことはしないでください(^^)。実際に作る人は居ないと思いますが、もしほしい方はTwitterのDMでご連絡いただければ頒布させていただきます。(送料はご負担ください(^^)
少量なのでご家庭にある医療用のガーゼに、和紙で裏打ちしても十分使えると思います。たぶん農業用の寒冷紗は化学繊維ですし強すぎで使えないと思います。
寒冷紗テープは裏打ちしてあるので、まっすぐに切断することができます。欲しいサイズが寸法通りに、切り出せるのはとても気持ちいいですね。
後から考えると補強しすぎだったかもしれません。強度についてはノートを使い終わってから、報告させていただく予定ですが、この補強はノートの表面が凸凹します。使った接着剤は木工ボンドです。
内側の寒冷紗はマスキングをしないでボンドを塗って貼りました、がこれは失敗でした。きちんとマスキングテープで余計なところに、ボンドがつかないようにしないと乾いてからはみ出たのりがテカってみっともないです。
端をめくってみると、パリーっと剥がれますね(^^)。クロロプレンゴム系接着剤の、コニシのボンドG17とかじゃないとダメっぽい。
モレスキンの見返しを軽く剥がしてみるとG17ぽい手触りがある接着剤が、塗られているのがわかります。
コニシのボンド「ウルトラ多用途」を使う
手持ちの接着剤には、使えそうなものがこれしかありません。
この接着剤はフタをしっかり閉めておくとかなり長く保存できます。この子もかなり前に買ったものですが未だに使えます。G17はあまり長持ちしないで、小さいチューブのほうが経済的ですね。
表側はしっかりマスキングして、ボンドを塗りました。ボンドウルトラ多用途は空中の水分で接着効果が出ます。
乾燥しました。しっかり接着しております!
テストすると、スムーズに折り返せます。上手く行ったみたいです。
白の寒冷紗だけでは目立ち過ぎなので、隠すために製本テープを切り出しました。実際は幅がもう少しあればよかったです。溝にそって貼るのでその分と、寒冷紗から5mmはカバーする部分が無いと十分な接着が得られません。寒冷紗は凸凹しているので裏返して使ったほうが良いです。(裏打ち面が見えるように貼る)
丁寧に溝にそって押し込みながら、製本テープを貼ります。それほど強度はないので注意しながらやりました。
「100円ノートの超メモ術」なので、インデックス用のページナンバーを入れます。ナンバリングは1台あれば便利です。手書きでページナンバーを書くのも楽しいですが、ナンバリングマシンを使うのも面白いです。@newsbunguはインクが真っ黒で濃いより、かすれたような薄い色が好みなのでシンナーでインクを薄めてグレーになるように調節しています(^^)。
これで「100円ノートの超メモ術」をモレスキンのラージで運用できます。本来は表紙がソフトなノートでのメモ術なのですが、ハードカバーの使い勝手の良さを、文具王のアクセスノートブックで知ってしまったのが、今回のカスタマイズの動機です。
角丸で「100円ノートの超メモ術」とおなじ、表側からのページアクセスです。ノート右下の使ったページをちぎる機能はありません。これがあれば新しいページを瞬時に開けるんですけどね、、
完成!
失敗もありましたが、なんとか完成しました。(^^) 中公竹義さんに感謝、文具王さんに感謝。
まとめると
- モレスキンの表紙は防水なので水性のボンドはダメ
- マスキングテープを使って接着剤をはみださないよう注意
- 寒冷紗は重ねて貼らないほうがスマート
- 寒冷紗は裏打ち側を見えるように貼る
@newsbunguでした。(^^)
(2016年4月9日一部更新)
コメント