万年筆の細字に目覚めた
@newsbunguです。
先日の記事で【極細】をレポートしました。

ふだん使っていた中字<M>系万年筆の
使用率が急落してしまいましたが、
それらに変わって「極太<C>」や
「ミュージック<MS>」が台頭してきましたので
レポートします。
シャルトルブルーや
ブルゴーニュには、
ミュージックのペン種はありません。
したがってセンチュリーのブラック軸からしか
選択肢はありません。
品番はPNBM-20000
プラチナ万年筆 #3776 センチュリー ミュージュックペン
切り割りの長さやハートマークの大きさなど、
ずいぶん違いが見られます。
ニブに刻印されているマーキングの深さや太さにも違いがあり、
ミュージックのほうがくっきりしています。
極太のほうがあっさりした印象です。
写真の上がミュージック、
下が極太です。
ペン芯も見た目の形状がずいぶんと違いますね。
ペン芯の幅も極太のほうが幅広い形状です。
キャップリングの
刻印の形状は
同じで差は無いようです。
極太に比べると
若干細めの文字のようですが、
それは縦線が太く横線が細くなるせいではないかと思います。
書き始め、
書き終わりが角ばっていて
シャープにも見えます。
ペンポイントの仕上げのためか
筆記時の角度を選ぶように思います。
ジブンは寝かせて書く筆記癖があるのですが、
それよりも
立て気味にすると
より滑らかに筆記できるように感じます。
本来は立て気味に使うペン種なのかもしれません。
ペンは硬くがっしりしています。
いずれにしても
極太よりはデリケートです。
スタブ好みとしてはなんとかして
使いこなしたく思っています。


プラチナ万年筆 #3776 シャルトル・ブルー 極太<C>のニブは滑らかで気むずかしいところはありません。この画像の紙はLIFEのノーブルノートでインクはパイロットのブルーブラックです。
事務封筒での宛名書きや、メモノートでアイデア出しなどに楽しく使っています。軸のブルーも綺麗です。
極太のインクは
たっぷり滑らかに流れます。
パイロットのブルーブラックを使っています。
ミュージックよりも
力をいれればペン先のしなりは感じます。
(ジブンは筆圧がかなり低いのでしなったりしませんが)
何よりもミュージックより
扱い良いと感じます。
角度や寝かせ具合なども気にすること無く、
するするとサインペンのような
太い文字を書くことができます。
筆記時の抵抗感は
サインペンよりも低くて
なめらかです。
文字の縦線、横線に差が無く、
柔らかいイメージの筆跡になるように思います。
プラチナ万年筆 #3776のシリーズは
インクの乾燥を防ぐ
「スリップシール機構」を組み込んだ
キャップの性能と相まって
魅力的です。
なにげに縁のあった
一本のセンチュリー極細から始まった#3776は、
超極細のみお嫁に行きましたが
そのほか現在4本に増殖しました!
フリクション革命でフリクション書記の独裁が危ぶまれたノート国は、再び万年筆諸侯の復権が叶いゆるやかな連合統治となりつつあります。
中でもセンチュリー王のスリップシール作戦での大勝利はひときわ輝き、長く語り継がれることでしょう。
まとめ
- ミュージックで書く文字はメリハリがあって楽しい
- 極太で書く文字は太く優しい
- ノートは見る見るうちに、変化に富んだ文字でうめつくされます(^o^)
悪筆へのお付き合い
感謝致します。m(_ _)m
「極太」万年筆か「ミュージック」万年筆でノートが一変します http://t.co/0XwhGEG9mp pic.twitter.com/DeuH12Pmcl
— ふでばこ (@newsbungu) July 4, 2015
(2018年7月12日、更新)
(2015年12月22日、更新)
(2016年12月3日、更新)
(2017年2月18日、一部訂正)
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