画才は無いけど、水彩画を見るのはとても好きで、小さな小さな水彩絵具セットを机に常に置いています。手帳やノートの表とか図に水彩絵の具でちょっと色をつけたり、空いたスペースにカットを描いたりしています。水彩絵の具の使い方の参考にレポートします。

表やグラフに水彩で色を添えるのに画才はまったく必要ない、たまには混ぜた絵具が絶妙な美しい色彩になったりする。空いた紙面に浮かんだイメージをちょっと書いたりするよね、そんなとき机に水彩のパレットがあったら一分で色をつけられる。

なるべくパッケージを捨てないで付き合いたい。断捨離とは程遠い主義だなあ、人はモノでできているはずなので。うん、こんなに部品が入っていたんだ。ひとつも残っていないな。すべて、みずふで一本に置き換わりました。偉大な発明です。本格派の才人には嫌う人もいるので注意したい。
@newsbunguのもっている水彩絵の具は、とても古いものです。今はもうないブランド、サクラクレパスのヌーベルプチカラーです。サクラクレパスはオランダのロイヤルターレンスを買収後ヌーベルブランドをターレンスに統合したようです。プチカラーというラインナップは、まだ生きていてターレンスのプチカラーとして販売されています。
現在のプチカラーには、みずふでが同梱されているものと、そうでない種類があるので注意してください。この水筆(みずふで)は軸に水が入っていて、この水を押し出して筆を洗いながら使えるというものです。妙な形をしていますが、ぜひ使ってみることをお薦めします。
大きな筆洗を用意して十分な水で洗いながら描くと、発色も鮮やかだとは思いますが、この水筆でも小さな図版に色を差したりカットを描くには十分な性能だと思います。なによりスピーディで、ペンケースに筆洗付き水彩筆が入っているようなものです。

やらなきゃいけないことが手につかない時ってあるよね。そんなとき浮かんだイメージを描いたりする。水彩パレット、鉛筆1本、みずふで1本、ティッシュ1枚。パレットは洗わない。あまりにも困ったときだけティッシュでちょっと拭き取るだけ。実はまね(^^)
ノルマを前に、絶望的な気分になったりしては、水彩のパレットを広げて、ちょっと何かを描いたりします。空想的なありえない植物の形とかを、コレクションしたりすると、すぐに熱中して元気が出てきます。「さて、やるか。終わらない仕事はない」などと、わけのわからないことをいいながら。。。ノルマにとりかかるわけです。
片付けもかんたんです。筆洗を濡れないように、注意しながら片付けたりしなくていいんです。キャップをしてペン立てに入れるだけです(^^)。

今は無いNOUVELブランドです。ターレンスにプチカラーがあります。この10色のプチカラーは絵具のマスが小さいくて気に入ってる。そのぶん絵具を溶くパレット部分がせまいです。800円ぐらいで買った記憶がある。水筆(みずふで)があれば水筒もスポンジもいりません。超便利です。水筆がなかったらきっとこのパレットは使われなかったと思う。
本来10色のプチカラーだったけど、ホルベインの透明水彩絵の具を、チューブから足して色数を増やして使っています。24色ぐらいになっちゃってるかな。色数が多いからといって、良い絵になるはずもありませんが、何時の間にか増えてしまいました。

ヌーベルのプチカラーには何種類もあった。右のほうが新しいはずだ。出張かなんか出先で購入した記憶がある。でも絵具を入れるマスがペラペラのプラの成形品なのだ。だからチューブから絵具を乗っけて色数を増やして使うには適していないと思う。
なぜか予備があります。
もっぱら左のほうがお気に入りです。色を溶くパレット部分が広いのは、右のタイプなんですが大きな絵は描くことが全く無いので、余り使われないで待機状態、すまん。
以前、Twitterで見た宮﨑駿さんのパレットです。なにか描きたくなってきませんか? 机に、ぜひ水彩絵の具を乗っけたパレットと、みずふでを置いてみませんか!
@newsbunguでした。
(2016年4月9日一部更新)
@lespros_rioton 水彩らしい淡い良い色合いになってるようにみえるけど。
宮﨑駿さんの水彩画が濃淡がはっきりしてて好きなんだけど、それも多分学校で使うような絵の具なんじゃないかな。 pic.twitter.com/LyROeGJDlx— おきの (@okino) May 8, 2015
2017年5月12日追記
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